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『格差』と『貧困』と『不平等』を広げる自民党・創価学会・経団連を抹殺せよヽ(´∀`)9 ビシ!!  これでは、日本のお先は真っ暗(*∀*)YO!!
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12月27日、厚生労働相の諮問機関である「労働政策審議会」労働条件分科会が、サラリーマンの命を守るとされる「一日8時間、週40時間」の労働時間の規制を除外する日本版ホワイトカラー・エグゼンプションの導入を、日本経団連の圧力に屈服する形で導入を打ち出す報告書をまとめてしまった。労働者側の言い分が全く配慮されない形で…。

日本全国のサラリーマンの「残業代が無くなる」公算が、ますます現実味を帯びてきた。そして、サラリーマンが過労死をしても、労災認定されない公算も高まった。サラリーマンは金も命も搾取される時代へ突入しようとしている。つまり、労働時間の規制が撤廃されるということは、そういうことなのである。

何でも「事務系サラリーマンの仕事の成果は時間では測れないから、導入すべきである」とする日本経団連の強固な主張を、厚労省は汲み取った形。厚労省の調査では、1970年にはサラリーマンは労働者全体の43.7%だったが、2004年では55.2%に増えたらしい。ここだけを見れば、導入すべきかと思わず首肯してしまいがちだが、現実問題としてサラリーマンの給料は伸びていない処か、減る一方である。経営者側は全体の数を増やしても、その分だけ賃金を減らしているのだ。

また厚労省や日本経団連は、Aという仕事を8時間で完遂する社員と10時間で完遂する社員を比較した場合、多くの時間を要した後者の社員の方が儲かる。これは不公平だ、などと宣っていることは周知の事実だ。しかし、それは使用者側が労働時間外の時間外手当を支払っている前提があっての話である。2003年以降、残業代不払いの額は200億円以上を越えて、毎年急増している。

つまり、経団連の主張は何も説得力がないのである。労働者側を守る義務を放棄している経営者側が、規制緩和を訴えたとしても、それは単なる「義務の免除」を訴えているに過ぎないのだ。自分たちは典型的な無能で、これ以上の経営の刷新は思いつかないから、末端で働く労働者の賃金を今以上に減らして、合法的にタダ働きをさせたがっているとしか考えられないのだ。

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そもそも現行の「一日8時間、週40時間」の労働基準法があったとしても、同日京都府にある京阪タクシーという会社が、配車で24時間連続で勤務をさせて、略式起訴されている。もしこれが導入されて、つまり労働時間の規制が撤廃されてしまえば、今後はサラリーマンも同様に24時間勤務も当たり前の時代が来る。

日本で成果主義は根付かない。所詮は、経営者側の都合の良い制度。何故なら、日本の経営者はアメリカなどと違って、正当に労働者や社員を評価する能力や目が養われていないのだ。例えば、中国に進出した日本企業は、中国人社員の流出に頭を抱えている。それは欧米企業と比較して、賃金が低いからである。つまり欧米企業は立派に成果主義が機能して、有能な社員に対しては高賃金を支払っているが、日本企業は社員を正当に評価できないから、社員一律の低賃金しか支払っていないのだ。

日本人経営者は「社員を正当に評価することが出来ない」だけではなく、中国に進出している理由から察するに、単純に「低賃金で労働者や社員をこき使おう」としか最初から考えていないのである。やはり、このことからも経団連とそれに媚びている厚労省はいかに嘘と詭弁を付いているかが分かる。

こういう連中に、全ての運用を任せていい訳がない。労働者の裁量に任せるとは言いつつ、会社に社員を閉じこめて、延々と奴隷のように働かせようとしているのだ。そもそも厚生労働省は、社会福祉・社会保障・公衆衛生、および労働者の福祉・職業の確保が仕事のはずである。仕事放棄も良いところであると非難せざるを得ない。


ここで恐ろしい調査を発表。何と全労連系の労働運動総合研究所の調査によると、年収400万円のサラリーマンの場合は、月20時間の時間外労働では35万円の残業代カット、月60時間の時間外労働では106万円の残業代がカットされる。

年収600万円のサラリーマンの場合は、月20時間の時間外労働では53万円の残業代がカット、月60時間の時間外労働では159万円の残業代がカットされる。

年収1000万円のサラリーマンの場合は、月20時間の時間外労働では88万円の残業代がカット、月60時間の時間外労働では何と264万円の残業代がカットされることになる。

そして、全体では1人あたりの残業代はねん114万円の残業代がカットされ、日本全体では11.6兆円ものどこかの中レベルの国の国家予算もの莫大な金額が、企業経営者・使用者側の懐に収められることになるのだ。


厚労省はこの報告書を元に労働基準改正案など法案作りに着手し、来年の通常国会に提出される見通し。日本がリアルであぼーんするカウントダウンが始まった。
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