カンニング中島、白血病でしぼーん… [ サブカル・TV番組・芸能 ]

12月20日午前11時、35歳の若さでカンニング竹山の相方の中島が、急性リンパ球性白血病で死亡したらしい。

カンニング中島は2004年12月にそれを発症し入院。2005年1月からカンニング竹山が一人でTVに出演するようになったことは周知の事実。しかし、その間のギャラは折半して、半分を中島の入院費に充てていたそう。何とも涙ぐましいコンビ愛に、思わず胸が打たれてしまった。

発症する半年前に結婚し、同年9月には長男も生まれ、TVで頻繁に取り上げられるようにもなり、これから順風満帆の芸人人生を歩むかどうかという時期に、白血病に倒れたわけだから、「運命」という簡単な言葉は使いたくないが、非常に残酷すぎるものを感じる。

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自分が中島で特に覚えているのは、松竹系の芸人ばかりが出演していたコント番組に、二人で漫才をやっていたぐらいか。普段は竹山がキレる所を、中島が逆にキレるという漫才。これは全国区でも、同じような漫才をやっていたかは覚えていないが、新たな笑いを模索していたのかも知れない。

去年の「エンタの神様」で、元気そうに電話出演してたけど、ちょっと入院期間が長すぎると感じてたので、やっぱり状態が芳しくなかったんだなと、今更になって思ったり思わなかったり。でも今月5日には、「来年春にはコンビ再結成」という報道もなされていたらしい。これを知っていた人にとって見たら、更に衝撃的な訃報だったかも知れない。

しかしここ最近、芸人の訃報が鉄尽く。先月には、フォークダンスDE成子坂の村田渚が蜘蛛膜下出血で亡くなっている。そういえば、村田渚の最後のTV出演した12月16日の『爆笑オンエアバトル』を見たが、額に髪がへばりつく汗だくで、かなり辛そうだった。こういう若手芸人が、日の目に当たらぬまま消えていくのは悲しい限り。もっと他に（ry。

思い返してみると、今年は訃報が多かった年であった気がする。数日前には青島幸夫、岸田今日子。先月には丹波哲郎や藤岡卓也。4月には島田紳助の相方の竜介が亡くなっている。

今年は何かを得るどころか、失うことばかりの侘びしい年だった。唯一、失って良かったと思うのは彼の前総理のみであった。