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『格差』と『貧困』と『不平等』を広げる自民党・創価学会・経団連を抹殺せよヽ(´∀`)9 ビシ!!  これでは、日本のお先は真っ暗(*∀*)YO!!
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11月19日、任期満了に伴う沖縄知事選の投開票が行われ、同日に開票され、自民公明推薦の仲井真何とかが勝利を収めた。

野党側の敗因としては、出馬の出遅れがある。野党同志の足並みが乱れ、自公と比較して、約1ヶ月も出遅れた。これでは勝てる選挙も勝てないだろう。糸数自身もそう敗因を分析している。このこととダブってしまうことは、和歌山知事選である。民主党はまだ誰を推薦するか決めかねている。

また大票田である都市部の那覇市で、野党推薦の糸数は苦戦をしたことも大きい。沖縄米軍基地移転問題が最大の焦点だったわけだが、それとはあまり関係がない都市部では、やはり経済政策を重視した有権者が多かった模様。沖縄は全国最下位の失業率を不名誉にも誇っている。地元経済界の支持を取り付けられたことが、最大の敗因であろう。糸数がギリギリ勝利を収めると思っていただけに、何とも残念無念だが、何とか仲井真には米軍基地を県民が見える形で、県民負担を軽減させ、地元経済の再興を実現させて欲しいものだ。

ただ沖縄知事選で民主党が敗北したからといって、何も悲観することはない。選挙では勝つことも負けることもある。福島県知事選では野党推薦の候補者が勝利を収めている。福岡市長選では、民主と社民が推薦をしている吉田宏という人物が、自民公明推薦の候補者を下し、勝利を収めている。兵庫県尼崎市では自民公明推薦の候補者は、2倍近くの差を付けられて大敗北を期している。

少なくとも、野党連携・結束には意義があった。民主党が大差を付けられて大敗北したならまだしも、超接戦とまでは言えないが接戦であったことは確か。最初の足並みの乱れさえなければ、十分勝てた可能性は高い。まあ勝負は時の運と言ってしまえばそれまでだが。

日本でも、アメリカのように二大政党制を実現させようと向きがある。自分はそれには賛成だが、同時にそれは土台無理であると思っている。与党側には、自民党と公明党がおり、野党側には、民主党と社民党と共産党とその他政党がいる。こういう状況で、日本でもアメリカのような2党のみの政治体制を築くことは不可能だ。

だが、日本でも与党(アメリカ共産党)と野党(アメリカ民主党)という2大政党制の実現は可能だと思っている。つまり、日本の民主党一党のみで、自民党と公明党に打ち勝って、政権交代することは不可能と言うこと。野党間同志で連携を強めて、一致団結することこそ、日本の政治が成熟するための一歩であり、長期的に見ると、国民にとってはかなりメリットがあるとも思う。一党独裁(与党独裁)政治を行っている国で、まともな国はほとんどゼロに等しいことは明白だ。

+ + + + +


取り敢えず、国会の審議には野党は復帰すべきであろう。対決するためには、まず出なければいけない。自民党と創価学会が考え出した教育基本法改正案は、飛んでもない。郷土愛を謳っていながら、国家の関与を強めるなど論外だ。郷土愛を謳うなら、地元の学校や教師に全権を任せればいい。これでは、戦前回帰も甚だしい。

民主党や社民党は、教育改革TMのヤラセ発言や虐め問題などで、自公を追及しようとかどうとか考えているらしい。それでいいと思うね。野党は追及するのがお仕事。多数の横暴だと与党を批判するなら、強行に採決阻止をしても良かったかも知れない。ちょっとした賭かも知れなかったけど。

そもそも教育基本法が改正されて、具体的に教育現場がどう変わるのかも追及すべきであろう。現場の教師や校長は、ほとんど改正に反対しているらしく、今のまま改正されれば、教育現場が荒れるのは必至である。これで一番の被害を被るのは、子供達なのだ。

それと防衛庁の談合問題も追及すべきだ。最近は官製談合事件が多発している。今が与党を追及する絶好の機会であると思う。何年も前から続いている防衛庁による官製談合も、野党が追及してこれなかった結果とも言えるのだ。防衛省昇格も教育基本法改正と同じで、昇格させたからと言って、具体的に何が変わるのか国民は知らない。国防が大事だと叫ぶのであれば、ちゃんと国民に対して説明する義務もある。ましてや今日本が抱えている諸問題が好転するわけではない。せめて汚職を綺麗さっぱり洗い流して、さっぱりした状態で昇格させるべきだろう。

こうやって与党と対決していくことで、野党の批判精神が養われ、攻撃能力や体力が付いていくのである。攻撃は最大の暴力ともいう。今までは小泉に言いようにやられていたままで、何も抵抗してこなかったから、選挙でも与党候補とどんどん戦っていけばいい。そして経験値も得られて、強くなっていく。そうすることで周りも徐々に支持をしてくれるようになる。

継続は力なりだ。与党のように、野党も連携して選挙を戦い続けることが、日本の政治を熟成させることにも繋がることは間違いない。そして、それが国益にも繋がるのだ。
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