『格差固定』の原因は『老害』 [ サブカル・TV番組・芸能 ]

昨日22日金曜日、筑紫哲也の『NEWS23』を見ていたら、何と俺の草野と久保田が降板するということじゃないか。そういえば、1・2ヶ月構えにそんなニュースを耳にした気がする。草野で大体5000万程度の年収があったらしい。俺の滝川クリちゃんなんて派遣社員だから、たかだか300万か400万程度と言われている。草野をあの番組以外でまず見かけたことがないので、筑紫哲也はその額を優に超えていることは請け合いだ。思わず誰もが「お前が真っ先に辞めやんかい!!」とツッコンだに違いない。

高額所得者が「格差問題」「貧困問題」を討論しても説得力がない。しかも、その格差の頂点に位置し、必死にしがみついて離れないのだ。これは別に、筑紫哲也に限った話ではない。キャスターまがいのことも最近増えている「爆笑問題」、『とくダネ!』の「オヅラ」、自分が出演しない曜日はないと言われる「みのもんた」などなどについても当てはまる。

別に筑紫哲也が宣っていることを否定するつもりはない。安部晋三と同じく、いまいち何を宣っているかが聞き取りづらい節はあることも否定しない。ただずっと同じ奴が、同じ事を、同じ時間帯で、宣っているのは何の新鮮味もない。その老体に余りあるエネルギーが漲（みなぎ）っているとでも言うのですか？そこからは「覇気」や「勢い」とやらは全く伝わってきません。周囲がガラッと変われば、その老体にエネルギーは充填されるのでしょうか？さぞあなたは草野や佐古のことを嫌っていたのでしょうね。それがエネルギー減退の最大要因というのでしょう？そろそろ自分の番組の後継者を考えなさったら良い頃だと思われます。久米宏の『ニュースステーション』ですら、数年前に古館の『報道ステーション』にバトンタッチしたのですから。

+ + + + +



今日はたまたまお昼から、『漫才アワード２００６』なる壮老青の漫才師が揃った漫才番組がやっていた。お笑い芸人でも『老害』がたくさんいるなとふと思っ た。「明石家さんま」・「島田紳助」・「ビートたけし」・「タモリ」あたりが、その中心的な人物である。さんまや紳助などは20代前半からTVに出続けて いる。30代当たりから冠番組を持ち始めた。それは視聴者が求める要求のレベルが低かった時代から、修練を積み始める期間が出来たことを意味する。ライバ ルの数も当然少なかった。温室育ちと言っても過言ではない。しかし、現在はそういう下衆が上にはびこっているせいで、なかなか育たない。

言ってる内容、ボケてる内容、ツッコンんでる内容も何の新鮮味もない。大した機転も見せず、いつも同じ返しである。アフォでも出来る。まさしく呆け呆け老 人である。別に新しい笑いを提供してくれるわけでもなく、何か新しいことに挑戦するわけでもない。本当「秋田犬」の一言。其奴らがずっとトップに居座って いる構図にすら、もう秋田。『老害』の中の『老害』。お笑い芸人の「ゴミ世代」と言っても良い。

それが階級社会のトップにいつまでも居座り続けている。昔取った杵柄ならぬ、権力や地位を傍若無人に振り回し、決して他者を寄りつかせず、そこから一切動 こうとしない。何故なら、そこには莫大な金脈が眠っているからだ。独り占めをして、年間数億、数十億という金銭を手にしている。貪っている。いつも頭の中 はその金脈をどう守ろうという考えばかり。面白いことなど一切考えてない。だから、奴等はつまらないのだ。

莫大な『金』のことしか考えていない。しかも、それを全く使おうとすらしない。だから、下が全く潤わない。『老害』と言わずして、彼らのことをどういう芸人と評価してあげればいいのか、自分には解らない。


「横山やすし」、「逸見政孝」、「坂本九」あたりは、うまいこと神さまが殺してくださったと思う。もし殺害されてなければ、今もなおTVに出続けていたの かもしれない。必死に、醜くそれにしがみついていたのかも知れない。たけしが10年近く前のバイク事故で死ななかったことが実に残念で仕方がない。何故、 死ななかったんだ？何故、ちゃんと殺されなかったんだ？と、神に対して小一時間詰問したい。

もちろん、ここで述べた人間どもが全てではない。他にも同じような『老害』が腐るほどいることを忘れてはいけない。