マスメディアの報道が、国民から尊敬・信頼されない理由 [ メディア・新聞 ]

●自民党・公明党・政府など、公権力に対する批判的な報道が少ない。
●天皇・創価学会などタブーに挑戦しない（注：同和は既にタブーではない）
●総じて、『権力』に対する監視機能がまともに機能していない。
●各社横並びの報道しかしない。各局に独自色が皆無。
●同じ映像ばかり繰り返し放送する。
●物事を深く掘り下げて、報道しない傾向が多分にある。

特に、『権力』に対する監視機能がまともに機能していないことは致命的。何の政権批判もなしに、報道を只伝えるだけに終始している。物事を批判的に見なく ても仕事に携えるのだとしたら、マスコミの仕事なんて、そこらへんの高校生や大学生にでもできちゃう誰でもできる仕事ですよね。だとしたら、ワーキングプ アで苦しんでいる30代や40代を積極的に雇用し、セーフティーネット的役割を担って欲しい。でなければ、メディアが社会に対して、どんな恩恵をもたらし ているか分からない。

為政者に都合の良い報道をしても意味がない。メディアが、それらに対する強烈な監視機能としての役割を果たさなければ意味がない。メディアが為政者に批判 的な報道をしても、通す法案は無理矢理にでも通す。だから、常に批判的な目で政治（だけではないが…）を見なければいけないし、報道を心がけなければなら ない。政治家を批判的な目で見ず、まるでタレントを見るかのように、報道で扱ったところで、誰も得する事なんてない。脂まみれの汚いジジイなど誰も本来は 見たくはない。公共の電波で垂れ流すなど、論外だ。批判的に見られているという監視の目があるからこそ、政治の世界に良い意味での緊張感を生む。結果的 に、国民に恩恵をもたらす。

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ましてや、常に批判的な姿勢で望まなければ、相手から何も引き出せない。政治家がみんなお人好しで、明け透けに何でも話すわけではない。政治家（特に自民党・公明党）が隠してることなんて腐るほどある。それを白日の下にさらすのがメディアの仕事。小泉が首相だった時のように、相手が宣うことを「ヘーヘー」と聞いてればよいと言うものではない。

為政者が宣ってることを頷くだけなら、イチロー人形にでもできるのだ。人間でなくてもできる。そんな光景を視聴者が見ていて、何が面白いというのだろう。その誰も知らないようなことを、世間に対して知らすのがメディアの仕事。視聴者なり、国民は自分には知らない事実を知ることが面白い。既存の既出の事実を延々と報道されたところで、こちらは辟易するだけ。そういう提供が成立して、初めてメディアを尊敬する。

今のメディアにはそれが根本的に欠けている。ただ、為政者のお膳立てをしているだけだ。為政者の動向をそのままただ報道しているだけ。そこにはメディアで働いている人間の健全な批判精神が全く介在していない。批判精神を持って報道しないと言うことは、ただの為政者お抱えのTV局に過ぎない。どこの大本営だ。だから、ネットメディアに劣るのだ。

あと2ちゃんねる（仮想世論）にビビり杉。もっとハッキリ言いたいことを、ハッキリ言わなければつまらない。各局一様に同じ時間に同じ事を報道すればいいのなら、日本のTV局は国営放送一つで十分である。日本に様々なTV局があるということは、その一局一局が他局とは異なる性質を示せと言うことである。そうでないんだとするなら、お前らは要らないということだ。それこそ流れ作業をやっている、工場で働いている『偽装請負』と大して変わらないのだ。

人と異なる視点を持てないんだとするなら、ブルーカラーと変わらない。それで、1000万円以上の高給を貰おうなど、恥を知った方がいい。常日頃から、そういう立場にありながら、政権批判や権力批判を行わないから、脳みそが腐ってくる。誰がそんな人間を尊敬するのか、激しく問いたい。