中国軍チベット人亡命者射殺映像、2chトップページに忽然と現る！ハッキング？ [ 2ちゃんねる ]

10月14日、朝日新聞や産経新聞やAP通信が「9月30日、中国チベット自治区の国境地帯で、隣国のネパールに亡命しようとしていたチベット僧約70人の集団に中国当局が発砲、死傷者が出た」という記事を発信した。その情報源はルーマニアの民放テレビ局。何故なら、チベットの急峻な山々に挑戦していたセルゲイというルーマニア人登山家が、この銃殺映像を偶然にも撮影していたというのだ。

チョオーユーという山を登頂するためのベースキャンプから、約1km以上離れた場所で銃撃は起きた。ネパール国境のナンパラ峠に向かって一列に歩いているチベット人に向かって、警告発砲音が響いた直後、一人二人と銃撃音と共に倒れていく。

その動画をそのテレビ局のウェブサイトにアップロード。そして、どこかの誰かが動画投稿サイトの「ようつべ」へ転載。世界中へ発信されることになった。

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もちろん日本も例外ではなかった。それを知った2ちゃんねらーが3日後の17日にスレッドを立てる。たまたまそのスレを見たのが、2ch管理人の「ひろゆき」。その動画に興味を持ったのか、2ちゃんねるのトップページに動画のリンクを貼る。このことが更に、この事件の関心度を高めた。動画リンクへのアクセス数は25日現在、優に40万を超える。いずれ来月中には100万件は超えるかも知れない。そして徐々にメディアも取り上げ始めている…という流れ？

まあ、動画を直接見た方が早い。


【無断リンク】
中国軍がチベットの巡礼者を撃ち殺す映像(ミラー)
http://www.youtube.com/watch?v=hXC5RxhZUYw


日本語字幕付き(ミラー)
http://www.youtube.com/watch?v=tNnA3K_kCEc


ちなみにその後、チベット人一団の75人の内41人がインドへ亡命するも、子供14人を含む32人の消息は不明のままらしい。しかし、中国に生まれた人は大変ですな。亡命しようにも、周りにろくな国がない。中国より露西亜、北朝鮮。ましてや周りは急峻な山々、砂漠…。しかも、日本や台湾からは海が隔たったいる。



そういえばチベット関係では、昔中国兵がチベット人（？）少女を二人がかりで押さえつけ、頭部に発砲した画像を見かけた。一枚目は押さえられてる画像、二枚目は頭部が欠けてる少女の横たわった遺体。しかし、何でこんな至近距離で撮影が許されていたのかは分からない。

今回もちゃっかりそれを撮影されていた。チョモランマに登山するためには、何百万円もの金を貼らなければ登山できないらしい。そんな金持ち外国人が頻繁に行き来している場所で、よくこんなことをするなぁと。自ら、国際社会から非難してくださいと叫んでるようなもの。何か自分たちには人（特に同族ではない外国人）を殺害する権利があるとでも思っているのだろうか。でなければ、あんな風に堂々と人を銃殺できるものだろうか。

アブグレイブ強制収容所で、イラク人捕虜をリンチしていたアメリカ軍兵士もそうだが、何か人（特に外国人）をリンチしたり殺害したりすることを誇りであるかのように思い込んでる節があるとしか思えない。彼らなど自分たちでそれを撮影し、仲間にまるで己の勲章かのように見せ合っていた。軍人が考えることはよく分からない。やはり特殊な環境に置かれると、人間の思考は腐りきってしまうのだろうか。

これはもちろん日本の軍人にも例外なく当てはまるだろう。戦前は捕虜の扱いを巡って、世界中から総非難を受けたこともある。日本も改憲をし、海外へ頻繁に派遣・派兵されるようになれば、こういう危機を迎えることだろう。

現在、北朝鮮の核実験で世界は揉めているが、綺麗な核や汚い核と言った分類がないように、綺麗な軍人と汚い軍人の境界も存在するわけがない。

世界に、そして日本にも「軍人」は要らない。それが扱う「武器」や「兵器」もこの世には必要ない。

こういう中国国境で痛ましい事件があった中、日本政府と自民党と創価学会は「防衛“庁”を防衛“省”に格上げ」しようとしている…。