何故、太田光が「平和」を訴えても、誰からも支持されないのか？ [ サブカル・TV番組・芸能 ]

それは『金持ち』だからに尽きる。

人を多数救えるだけの財や富を保有している富裕層に位置している癖に、自分は何もしていない。戦争や紛争で地雷を生活圏に埋められ、明日にでもその地雷を踏み、足や手を欠損する子供たちに対して、具体的に何か金銭的、または物資による援助を行っているのだろうか。自分が何か率先的に動くことをしていない。出来る人間が何もしないのだ。そんな人間がいくら綺麗事を宣ったとしても、誰も共感してくれようはずがない。むしろ反感を買うだけであろう。残念ながら、それは明白な事実である。

例えば、セレブ気取りのマダムが、アフリカの地へ足を運んで、飢餓で苦しむ子供らがのたうち回っている土地へ、非常識にもリムジンで乗り付ける。その中から、その飢餓の子供らを観察。その周りで世話をしている、もしくはただ傍観しているだけの大人達を叱責。「子供達が苦しんでいるじゃないの！！何故、助けないの？この薄情者共」と罵る。

そして、一言それを言い残し、アフリカの地を去る。日本へ戻ったそのセレブ気取りのマダムは、毎夜毎夜お友達のマダム連中を集めては、シャンパンやドンペリを何十本と空けて、無作為に暮らす豪華な日々に舞い戻る。2日後あたりには、自分がアフリカの地へ渡り、飢餓で苦しむ子供達を見た記憶など、すっかり忘却の彼方へ葬り去られているのであった。

こんなセレブ気取りのマダムに、誰が「さすがセレブはおっしゃることが違う」という具合に、感心するだろうか。共感することなど、天地がひっくり返ったとしても有り得ないだろう。

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こういう富裕層は、貧困層や苦しんでいる人間達を見ても、全く自分のこととして捉え切れていないのだ。絶対に不可能なのである。その癖、他人様に「それを何とかしろ」という具合に命令している。これは以ての外だ。ましてや自分より富裕層の人間に対してではなく、貧困層に向かってである。ただ英雄気取りの恍惚感を得たいだけなのだ。既に、彼ら富裕層は財や富は得た。ただ、それを褒め称えてくれるだけの名声だけはまだ得られていない。だからこそ…という具合に、似非慈善活動に邁進されておられるのだろう。人に指図できるほどの教育も受けていない人間が、何をほざいても誰も共感はしてくれまい。
まあこれは太田だけに限らず、日本の芸能人や俳優の多くに共通する事柄なのだが…

太田にしろ、ビートたけしにしろ、お笑いの才能のない人間は、とっととメディアの世界から去ってほしい。太田は執筆業（ただし、自分は彼の著書を読んだことも、その名前すらも聞いたことはない）に専念し、ビートはビートで映画の監督業に専念すればいい。彼らには、ちゃんとお笑い以外にも他分野で活躍できる枠が既に確保されている。そうすれば、下が台頭できる枠も増える。

それこそが彼らが出来る尤もたる慈善事業なのではないだろうか。