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『格差』と『貧困』と『不平等』を広げる自民党・創価学会・経団連を抹殺せよヽ(´∀`)9 ビシ!!  これでは、日本のお先は真っ暗(*∀*)YO!!
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安部は日本のあるべき未来の国家像として、「物質的な豊さより心の豊かさ」を掲げている。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』を見て、ひどく感動し涙したそうなのだ。昭和33年の東京を舞台に描かれている。建設途中の東京タワーがあったり、初めて家に冷蔵庫が届き、それを初めて見た子供の純粋なリアクションなど。安部が主張する「家族のつながり」や「ちゃんと機能している地域社会」を重ねてみたらしい。安部の中では、豊かに成長した日本の社会が失った「美しさ」がそこにはあったらしい。そして、安部は「教育改革」と「家族・地域の再生」を唱えている。

しかし、日本はドンドン貧しくなっていっている。父親の稼ぎでは家族が生きていけないから母親は働きに出る。家族の絆を再生する機会は同時に減っていってるのだ。しかも、母子家庭が増え続けている。当然、母親は働きに出なければ、子供を養えない。ましてや養育費を元旦那から貰っていない家庭も多い。生活費の援助である生活保護を受けている家庭、義務教育費の援助である就学援助金を援助して貰っている家庭が急増しているのが好例だ。ましてや、親の介護などを強いられている家庭も腐るほど存在している。家庭ですらこの状態で、地域との再生をどうやって可能せしめるのか、是非伺ってみたいものだ。地域コミュニティを築きうるだけの時間もなければ、機会もないのだ。

極論だが、飢餓で苦しむアフリカの子供達にそんなことが言えるだろうか。物質の充足なしに心の充足は有り得ないのだ。当たり前の事実である。今、生きていくのが精一杯で、どうやって心の充足や豊かさを得られるのか。さすが世間知らず県ボンボン市出身のアフォボンである。

今の小泉改革の背景には、『負』の部分があると言われる。しかし、小泉改革はしっかりとした成果を残しているとも言われる。つまり『正』の部分がちゃんとあるというわけだ。

これは実は表裏一体なのだ。不当に安い賃金で弱者が働いてあげてるから、何とか経済が持ち直したように見えているだけだ。『正』の部分を支えてるのは、その『負』でもあるのだ。小泉改革は、単なる低所得者の生産と言い換えても良い。低所得者は延々と働き続けなければ生きていけない。ワーキングプアという言葉が世間で流行っているように、いくら働いても働いても生活の暮らしぶりは改善されない世代が増えている

この状態で「心を豊か」にする時間的余裕、金銭的余裕などあるはずがない。過酷な状況で、何とか幸せを感じろと言う無茶苦茶な要望、いや『政府による恐喝』に等しい。過酷な生活状況を強いておきながら、その生活に対して「満足心」や「幸せ」を感じろと言うのだから、消費者金融・闇金も真っ青である。「国民生活を楽にしてやろう」という気持ちは、安部の中に微塵も存在していない証拠だ。しかも、議員年金などでぬくぬくと楽な生活を送っている国会議員の優遇っぷりは一向に改善しないのだ。安部は何のために、誰のために政治家になっているんだと問いたい。

日本人が『心の美しさ』を失ったんだとしたら、
それは偏(ひとえ)に、『物質』を失ったからである。

『心の充足』を唱えたいなら、まずは『物質の充足』を唱えるべきである。
心のぽっかり空いた穴を埋めるのは、まずは『物質』が必要だ。
それ以外には不可能だ。
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