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『格差』と『貧困』と『不平等』を広げる自民党・創価学会・経団連を抹殺せよヽ(´∀`)9 ビシ!!  これでは、日本のお先は真っ暗(*∀*)YO!!
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11月2日、和歌山県発注の公共工事を巡り、県出納長の水谷聡明が競売入札妨害(以下、談合)容疑で再逮捕された件などに絡み、「一連の和歌山談合問題で、県政を混乱させた責任」として和歌山県知事の木村良樹が辞職した。

9月20日、和歌山県庁が大阪地検特捜部から談合容疑で家宅捜査を受けて以来、一貫して木村は関与を否定していた。県議会でも、一貫してその関与を否定。緊急の辞職会見を開く前日の11月1日には、事実無根だとして強硬に続投する意思を表明。
しかしながら、1日には出納長の水谷が起訴され、「知事から受注業者を選ぶ際に井山容疑者の意見にすべて従うように指示された」と供述したことや、2日の午前には三度目の県庁の家宅捜査を受けたことなどからもう観念したのか、一転して辞職を表明という流れ。

ちなみに何故、和歌山県であるにも関わらず、大阪地検特捜部が捜査を進めているかと言えば、出納長の水谷と同じくトンネル工事談合の件で逮捕された井山義一が経営していたゴルフ場「天野山カントリークラブ」が大阪府河内長野市にあったため。この井山が工事入札に関して、主導的な立場を取っていたとのこと。


和歌山県発注のトンネル工事入札をめぐる談合事件(和歌山談合事件)を簡単に説明すると、2004年10月と11月に、和歌山県が実施を予定していた4件のトンネル道路改良工事入札のうち2件(「国道371号(仮称・平瀬トンネル)特殊改良一種工事」と「国道168号(仮称・切畑トンネル)道路改築工事」)について、「ハザマ」と「東急建設」がそれぞれが中核の共同企業体(JV)がそれぞれ受注できるよう、ゴルフ場経営者の井山義一が「大林組」顧問の日沖九功に働きかけた事件のこと。

和歌山県知事だった木村は、出納長の水谷に親交があった「井山の意向に従え」と支持していた模様。そして、井山は「ハザマ」と「東急建設」が受注業者として入れるように、「大林組」顧問の日沖に対して要請。「大林組」は出納長の水谷に、それを相談するも、知事の木村に井山に従えと命令されていたから、ただただ同意するのみ。そしてその談合が成立した見返りに、井山はハザマから5900万円、東急建設からは6000万円を受領したと見られている。

+ + + + +


拙劣だけど、超簡単な頭にしてみると下のようになるのかな。。。
【知事】木村→【出納長】水谷←【大林組】日沖←【ゴルフ】井山←【ハザマ・東急】

ちなみに、共同企業体とは、大形の建設工事を共同責任で請け負うための、複数の請負者からなる一時的な企業組織のこと。JVはJointVentureの略。またこの大林組は、業界全体の談合を取り仕切っていた親分的な存在だった。トンネルなど特殊な工事は、和歌山県内でそれを行える業者がいないほど難しい工事らしいから、こういう風にせざるを得なかったのかな。

そして知事だった木村は、この井村が経営するゴルフ場から多額の政治献金を受け取っていた。う~ん、実に姑息ですが、よく出来た構図ですねぇ。

この木村は大阪府池田市生まれ。横山ノックが大阪府知事を務めていた1998年、大阪府総務部長に就任し、翌年の1999年には副知事にまで上り詰める。この時代にゴルフ場経営者だった井山義一と知り合った模様。また仲間を作る傾向があり、その輪に入らない人間を敵視する傾向があった模様。まあ和歌山県とは全く関係のない人間だった訳ですね。つまり、典型的な落下傘候補だった。それを後押ししたのは、自民党と創価学会。


そして、この和歌山談合事件に絡んで、自民党と聞いて思い出すのが、自民党幹事長の「中川秀直」と首相補佐官の「世耕弘成」である。新聞とネットを政治的に利用している、飛んでもないお二人ですね。

今年7月2日、この二人は「井山義一」が経営するゴルフ場で、和歌山県知事だった「木村良樹」とゴルフをしていたことが発覚している。そして、大雨でハーフを終えたあたりでプレーが一時中断してしまった。井山がゴルフ料金は支払わなくてもいいと宣ったとは言っているが、この二人はプレーの代金は支払っていない。

その後、二人は支払うと会見で述べたが、問題はそういうことではない。

何故、中川と世耕が、和歌山談合事件に絡んでいると見られる井山と木村と、一緒に仲良くゴルフをしていたかと言うことだ。どういう知り合いなのか、極めて怪しいものである。どういう経緯で、この4人はゴルフをすることになったのか、説明する義務は必ずある。

世耕は「当時は逮捕されるようなことをやっている人という認識はなかった」と釈明したが、和歌山県は世耕の選挙区であり、和歌山県支部連合会会長でもあるお前が、何も知らないはずがないだろう。仮に言う通りに信じても「お粗末・低能」という誹りは免れないし、責任は免れない。

中川秀直と懇談するためゴルフをしたとも宣っているが、では中川秀直とこの談合業者はどういう関係だったのか、是非メガネの口から聞き出して欲しいものだ。

そして、この中川秀直は木村の辞職に伴う、和歌山県の出直し知事選について「広く県民の間から立派な候補者を選び、県政を一日も早く正常な姿に戻すようご努力をいただきたい」と党国対委員長の二階に宣ったそう。巫山戯るなと言いたい。

そもそもお前にはどういう理由で、逮捕された談合業者と仲良くゴルフをしていたのかを、早急に国民や県民に説明する義務がある。何もないのに、談合で金を儲けていた業者なんかとゴルフをするはずがないだろう。何かの見返りがなかったとしか思えない。

例えば、世耕は参議院議員だ。2001年の参議院選挙で、2度目の当選を果たしている。つまり来夏(2007年)には、参議院選挙が待ちかまえているわけだ。その支持を取り付けようと画策していたのではないかとさえ、疑ってしまう。

また1ヶ月以上もの間、木村が断固として辞職を決断しなかったのは、国会議員の「後ろ盾」があったからだったという。産経新聞によると、何度も自らの潔白を直接訴えかけて、支持を取り付けていたという。で、この国家議員の後ろ盾とは、自民党議員の一体誰のことなんでしょうね?(・∀・)ニヤニヤw


関与が報道されて、1ヶ月以上も経っている。知事の不正、談合業者との繋がりを徹底的に追求し切れてこなかった県議会の罪は重い。ましてや、最大会派の自民党県議団は、当然その責任も最大級と言っても過言ではないだろう。指をチュパチュパ咥えて、赤ん坊のように餌が来るまで、ただ待っているだけなど、そこらへんの一市民となんら変わらない。何のために血税を支払っているか、その根本的な意味を見いだせない。

とりあえず、自民党と和歌山談合事件の業者、知事、出納長の関係が怪しすぎる。まずは自分たちの身を正して、全て明らかにしてから、自民党は選挙の準備を始めるべきだろう。潔白を明らかにせず、自民党が目先の議席を頂こうなどとは片腹痛い。
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