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『格差』と『貧困』と『不平等』を広げる自民党・創価学会・経団連を抹殺せよヽ(´∀`)9 ビシ!!  これでは、日本のお先は真っ暗(*∀*)YO!!
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11月9日、国連開発計画(UNDP)という所が、「国民生活の豊かさ」をランキング化した『人間開発報告書』の2006年度版を発表し、日本が世界177カ国・地域中7番目であることが分かった。ちなみに、前年は11位。

「国民生活の豊かさ」とは何だか曖昧に聞こえるが、何を基準にされているかというと、平均寿命・児童の就学率・成人識字率・国民一人当たりのGDPなどから算出されているらしい。

産経新聞では、「1999年版の4位以来の高水準で、日本経済が回復した反映だろう」と褒めそやしていた。でも、「経済的尺度では測れない国民生活の豊かさ」と前置きされている。経済が回復すれば、国民生活が向上するのか、しないのか、どっちやねんと。

1999年と言えば、ちょうど就職氷河期とITバブルと重なっている時期。経済がどん底の状態から、一縷の望みの光が厚い雲間から差している。それを見て、テンションが上がり始める国民。その希望を持ち始めかけた状態を、「生活の豊さ」と称しているのだろうか。要は、雰囲気的な物なのかw

だとしたら、今の日本の好景気と言われている状態の景気も、実に不確かなもので当てにならないな。その後、ITバブルは見事に弾けた。そんな雰囲気的な物に、あまり一喜一憂しても無駄に疲弊するだけで、意味のないことかもしれない。

そもそも、日本の平均寿命は女性で世界第1位、男性でも7位ぐらい。児童の就学率なんて、ほぼ100%に近い。かなり高水準な項目があるにも関わらず、それで第7位なんだから、余程足をひっぱている要素があるのだろう。つまり、それは「日本国民の生活が苦しい」と感じている要素が、多分に秘められている証拠でもある。決して、7位でも喜べることではない。


ただもう一つ気にかかったことがある。評価の一つとしてあげられている「成人識字率」だ。

+ + + + +


つい先日、11月8日放送のNHK『クローズアップ現代』では面白いことが放送されていた。読み書きできない若者が増えているらしい。

ある材料を作っている会社の若手社員(22歳)が、『差異』という言葉の意味が理解できなくて、何百万円という損失を出してしまったらしい。本来の数値とは違ったままつまり間違った配分のまま、材料が出来上がってしまい、全てそれがおじゃんとなったそうだ。『差異』という言葉を理解できなくても、何かおかしいなと気付いたり、感じれば、すぐ上司に報告しれよとは思ったことは黙っておく。

そして、その会社ではそれを教訓として、若手社員を朝早くから出勤させて、中学生レベルの漢字ドリルをやらせているらしい。率先的に漢字検定を受検させたり、合格した級に応じて、昇給とかも人事面でも待遇を良くしているらしい。

また人材育成会社では、様々な会社から送られてきた若手社員に対して、毎日5時間程度、文章を大声で読ませたり、短い文章を記憶させて、ハキハキと喋らせたり、また同じく毎日数時間程度文章を書かせたり、徹底的に日本語の訓練しているそう。これを26歳や27歳の結構、いい大人がやらされているのだから、見ていて何だか切なくなった。

これの効果として、小説を読んだり、文字を書くことが好きになったそうな。このことが会社にどう利益に繋がったんだとツッコミが入りそうだけど、お礼状を得意先に送ったりして、営業成績が上がったそう。別に、このことは日本語の得意不得意に関わらず、営業のテクニックに過ぎないと思ったのは自分だけだろうか。

言うまでもなく、『識字』は「文字の読み書きができること」を意味している。「あいうえお」を書けたり、読めたところで、果たして、日本の場合では、どの程度のレベルまでを「文字の読み書きが出来ている」と言えるのだろうかと、ふと思った。国連の人間は、どういう基準で日本人がまともに読み書きできていると判断したのだろうか、疑問で仕方がない。


格差の固定が進みつつある中、借りに一部の限られた人間だけが裕福になったとしても、それが国民全体が裕福になったかのように振る舞うことは、誰にもできないし、納得もしないであろう。ましてや、国のメンツの材料として利用されたのでは堪ったものではない。一部の人間を踏み台にして、勝ち誇っているだけの、空しいどこぞの国のお山の大将に過ぎない。


最後にどうでもいいと思われるかも知れないが、一応トップテンを紹介しておくと、1位ノルウェー、2位アイスランド、3位オーストラリア、4位アイルランド、5位スウェーデン、6位カナダ、7位日本、8位アメリカ、9位スイス、10位阿蘭陀の順番。
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