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『格差』と『貧困』と『不平等』を広げる自民党・創価学会・経団連を抹殺せよヽ(´∀`)9 ビシ!!  これでは、日本のお先は真っ暗(*∀*)YO!!
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「教育バウチャー制度」という名前をたまにチラッとTVで目にする。総裁選で立候補している安部が、格差是正の方法の一つとしてあげているからだ。ハゲの谷垣が噛みついてくれたおかげで、やっと安部がスポットライトを浴びた。情けない話である。安部が総理となった暁には、閣僚のポストぐらいやってあげても良いかもしれない。今週日曜、17日のNHKの討論番組でもちょっと白熱した議論もあった。

「教育バウチャー制度」とはそもそも何だろう?
簡単に説明してしまうと、「生徒を多く集めさせる制度」である。

子供がいる世帯へ、国からその「利用券」が渡され、その「利用券」を親が通わせたい学校(私立・公立問わず)へ提出する。これでは「利用券」と言うよりも、「投票券」みたいなものかも知れない。そして、その学校側が「利用券」の提出枚数に応じて運営資金が左右されるというものらしい。そして、学校間の競争が激しく促され、結果的にそれが「教育の質の向上」に結びつくという考え方である。バウチャー(voucher)とは、英語でそのまんま「利用券・引換券」という意味である。

谷垣は「地域間の“絆”」を訴えているので、そういう「良い学校」と「悪い学校」ができてしまうと、地域間の教育格差が出てしまうと非難している。

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しかしながら、既に「教育バウチャー制度」が確立されていると言っていい。私立の学校そのものではないか。多くの生徒を集めれば、それだけ入学試験料・入 学金・授業料を確保できる。それが学校全体を潤す。既に私立の学校の間では、学校間の競争が起きている。この制度は、公立の小学校・中学校が圧倒的に不利 になる。全く公平な競争ではない。公立が自然淘汰されるのは目に見えている。既に潤っている私立をさらに潤すだけである。ますます『教育格差』が広がるだ けである。

バウチャーによって校費が学校に充てられたからといって、すぐさま私立の「授業料」が誰でも払える金額まで下がるわけではない。貧困層の世帯の子供が遠く の学校へ行きたい場合、その交通費は誰が支給するのだ?辺境の過疎地の子供を思い浮かべていただきたい。逆に、その辺境の過疎地の学校になど誰が通いたい と思うのか。その過疎地に住む遠くの学校へ通えないから存在しているだけの学校である。地方の子供が他県、ましてや東京の学校へ行かせたい場合、誰がそれ を可能にするための金を支給するのだ?

結局は、「裕福な家庭」の餓鬼は『私立』や『国立』に通い、「貧困層の家庭」の子供は『公立』に通うという今の縮図に何ら変化はない。そもそも今現在で も、行きたい人気の学校には生徒の数が集まり、その学校は資金的に潤っている。それが結果的に、超高学歴な大学への進学率など、「教育の質」となって現れ ている。


アフォボンは所詮、どこまで行ってもアフォボン。
晋太郎の墓前で、嫁はんと何ってろ。
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