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『格差』と『貧困』と『不平等』を広げる自民党・創価学会・経団連を抹殺せよヽ(´∀`)9 ビシ!!  これでは、日本のお先は真っ暗(*∀*)YO!!
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「汚い新聞」こと『産経新聞』で、「死を考える」という標題で特集が組まれている。今は第4部で死刑制度について語られている。そして6日版の記事に宅間守のことが載っていた。宅間の主任弁護人を務めた戸谷という弁護士の視点から、死刑制度のあり方を問うていた。

何でもこの弁護士は宅間守に贖罪意識を芽生えさせることができず、宅間を死刑に追いやられてしまったことを悔いているそうだ。弁護士が被告人に贖罪の意識を芽生えさせようとする、つまり弁護士が被告人を弁護しないことは如何せん矛楯している。しかし、宅間は8人の子供を殺している。法律家として、いや普通に考えれば、死刑が下されるのが妥当である。ましてや自ら率先的に死刑を宅間は求めていた。だから、宅間に罪の意識を抱かせ、遺族に謝罪をさせてから、あの世へ旅立たせてあげるのが弁護人としての責務であると考えたそうだ。ちなみに、この弁護士は死刑制度廃止の立場を取っている、世間一般で言われる「人権派の弁護士」である。だからこそ、こういう発想に至ったのかも知れない。

しかし何度も宅間と接見し、話を聞き、諭したそうだが、周知の事実だがそれは結実しなかった。

また宅間守の死刑執行命令にサインした野沢太三は、「私的な仇討ちを国が代行してやった」と平然と宣っていたらしい。
でもよく考えてみれば、宅間の死刑執行の日は、被害者遺族には知らされない。そもそも加害者の死刑執行は、遺族に知らされない。いつもマスコミから伝聞でそれが伝わってくる。しかも一人の国民を惨殺したところで、死刑になる公算は極めて低い。今の日本の死刑制度に、遺族の私的な仇討ちの要素がどこにある?

死刑という制度は、国が国民の命を弄びたいが為に存在している制度に過ぎない。これが死刑に匹敵する行動を取った人間だから、誰も疑問を持たず、文句を言わないだけで、実質、国は意味のない死を宅間守に押しつけたに過ぎない。そもそも仇討ち云々の刑罰は裁判所・司法が決定するのであって、行政府にその権利はない。死刑執行の決定を行う最終判断が、一行政府の長にその権限があるのが間違いだ。

+ + + + +


で本題。
宅間守に贖罪意識を抱かせたいのなら、彼を心から許し、もう一度、社会でまともに生きたいと希望を与えてやることだ。でなければ、その意識が芽生える土壌が生まれない。人生や社会に悲観し、絶望し、死刑覚悟で何人もの子供を殺害した男を非難し続けても、相手の思うつぼ。男はますます社会に憎悪を抱き、反省や謝罪の心を抱きうるはずがない。まさしく相手の思うつぼ。ああいう人間は今までの人生で全てを否定されて生き続けていた。だから、まずは奴の全てを受け入れてやることだ。児童8人を死傷させたことも含めて、全部。

しかしながら、常識的に考えてみて、冷静に考えてみて、宅間守を社会や世間が絶対に許すはずもない。どこをどう重箱の隅を楊枝でほじくっても、その要素が皆無である。その可能性が一片も見つからない。

つまり、宅間が贖罪の意識を芽生えることは、まかり間違ってもなかった。誰がどんな努力をしても、一個人が一弁護士が一異性がどれだけ頑張っても、無駄だった。あくまで、重要なのは「社会」対「宅間」。

先述の宅間の主任弁護人によると、幾度か宅間が謝罪の気持ちを抱きかけたことがあったそうだ。しかしながら、社会がそれを許さない。全てそこで気泡に帰す。いつも宅間はその社会の壁にぶち当たり、正気(狂気?)に戻る。せっかく謝罪や反省の種が植えられても、芽が出始めても、社会がそれを踏みつぶす。土壌が腐る。いくら種を植えても育たない。

宅間が贖罪の念を抱くことがなかったのは火を見るよりも明らかだった。
宅間が起こした事件は起こるべくして起きた。
誰もそれを防ぐことは出来なかったし、これからもできないであろう。

宅間が唯一の失敗は、社会に期待を抱いてしまったこと。
宅間があの校舎で自分で自分の命を絶たなかったこと。
自分の命を、社会の手に委ねて殺して貰ったこと。
それが唯一アイツの失敗。

死ぬことにビビっていないのなら、
社会に対して心底、復讐をしたかったら、
国に自分の命を絶たせないようにするべきだった。
自分の命に触れさせるべきではなかった。

最後の最後で、社会に希望を抱いてしまったことだ。
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