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『格差』と『貧困』と『不平等』を広げる自民党・創価学会・経団連を抹殺せよヽ(´∀`)9 ビシ!!  これでは、日本のお先は真っ暗(*∀*)YO!!
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10月21日、浦和レッズ対川崎フロンターレの首位争いをかけた試合があった。1位の浦和レッズにも、3位の川崎フロンターレにも重要な試合だった。

試合会場は埼玉スタジアム。浦和レッズの本拠地、つまりホームである。会場は満員。5万人以上。四方八方が浦和のチームカラーである赤色に染められた。荘厳な風景と言っても、何の支障もなかった。

首位争いをかけた両チームにとって重要な試合だったと言うこともあるが、やはりレッズというチームが強いから、これだけも観客を集めることが出来るのだと思う。元ブラジル代表のワシントンは、20試合20ゴールと毎試合ゴールを決めている。田中達也、三都主、釣男、鈴木啓太、今は怪我で試合に出てないが坪井と日本代表が5人もいる。しかも、彼ら以外にも2人の外国人選手が居る。FWのポンテ、DFのネネ。

ここでサッカーを知らない人のために言っておくと、Jリーグには「外国人枠」という枠がある。試合に出せる外国人選手の数は、確か3人までと決められている(数字は失念)。日本国内で、海外へ通用する日本人選手を多く育てようという計らいがあったからである。しかし、言うまでもなく、三都主と釣男はブラジルからの帰化選手。浦和レッズには実質、外国人選手が5人居ることになる。

少し、おかしいとは思わないだろうか?w

+ + + + +


日本の国籍さえ取得してしまえば、何人でも外国人選手を起用することが出来るのだ。「外国人枠」はあってないようなもの。まるでザル法。それを証明しているのが浦和レッズ。

別に、これが悪いと浦和レッズを批判しているのではない。



Jリーグで重要なことは、チームは「面白い試合をしなければいけない」ということだ。それ一点。観客やサポーターは、「面白い試合」が見たいのだ。日本人選手が見たいわけでもない。もちろん、全員日本人選手で面白い試合をしてくれれば、それでいい。しかし、現実問題難しい。

リーグが興行的に成功するにも、多くの外国人選手の起用は欠かせない。多くの欧州リーグでは、ほとんどが外国人選手というチームが大半である。セリエAのチームがほとんどイタリア人か、ブンデスリーガのチームがほとんどドイツ人か、もちろんそんなことはない。

昔、自分がJリーグに熱を上げていたのも、優れた外国人選手がいたからである。鹿島アントラーズに在籍していたジーコ・アルシンド・レオナルド、横浜マリノスのディアス、横浜フリューゲルスのエドゥー・モネール、名古屋アントラーズのリネカー・、ジェフ市原のリティ、ガンバ大阪のエムボマ、ジュビロ磐田の現ブラジル監督のドゥンガ…数え上げればきりがない。

現にJリーグでも得点ランキング上位は、毎年と言っても良いぐらい、外国人選手が占めている。



だからといって、何らかの規制がなければ外国人選手ばかり起用できてしまう。そうなれば、日本代表で活躍する選手も少なくなるし、一人一人の選手のクオリティーも下がってくるだろう。活躍できない選手は自動的に首を切られる。日本人選手が成長する機会が悉く奪われる。試合に出れてこそなんぼである。



で、ここで逆転の発想をすればいい。

「出場できる外国人選手の上限を決める」のではなく、「出場させる日本人選手の下限を決める」のだ。

1試合当たりに日本人選手を最低3人以上出場させる。こういう風にチームを規制すれば、日本代表に大きな影響を与えることはない。むしろ3人以外は全員外国人選手というハイレベルな環境で通用する日本人選手は、海外で活躍する日本人選手と言っても良い。Jリーグ全体のレベルを上げることに繋がるのだ。面白いレベルの高い試合をすることで、結果的に、観客数増・サポーターの増加に繋がる。

J1のチームは、全部で18チームほどある。18×3で合計54名。これだけ海外で活躍している日本人選手が居ると考えてみよう。うはうはではないか。もちろん本当に海外で活躍する日本人選手もいるが、なかなかリーグや地理的な関係ですぐに招集することは難しい。やはり国内の選手でまかなえるようにした方が、個人的には良いと思う。



ここで忘れてはならないことがもう一つある。Jリーグの中で、日本を代表するようなトップチームがないと言うことだ。リーガエスパニョーラで言えば、バルセロナやレアルマドリード。プレミアリーグで言えば、アーセナルやチェルシーと言った具合に。

日本を代表するチームが作らなければ、世界中にいる選手は目を向けてくれない。レオナルドが来たのも、ジーコなど外国人選手がたまたまJリーグに在籍して、招待してくれたからである。結果的に、良質の外国人選手が集まってこない。これはJリーグにとってもマイナスで、ひいては日本サッカーのマイナスにも繋がる。

外国人選手を多く試合に出場させることは、Jリーグや日本代表の強化に繋がることは言うまでもない。国内のレベルの底上げが、日本には今求められている。日本の国技と言われている大相撲ですら、今や多国籍化している。世界のサッカーはやはり多国籍化した方が面白い。



土曜日の浦和レッズの試合を見て、そう改めて感じた。
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