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『格差』と『貧困』と『不平等』を広げる自民党・創価学会・経団連を抹殺せよヽ(´∀`)9 ビシ!!  これでは、日本のお先は真っ暗(*∀*)YO!!
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12月13日の衆議院外務委員会で、「択捉島の25%を残りの国後島、色丹島、歯舞諸島を合わせれば、ちょうど面積で二等分できる」と民主党の前原誠司の政府の二島返還案に関する質問に答えたらしい。『朝生』でも少し話題に上っていたので、ちょと書いてみるテスト。

別にこの案自体に自分は反対しない。むしろこういう新しく、柔軟な考え方は嫌いではない。ただ麻生太郎はあまりにも何も考えていない、突飛な発言と言わざるを得ない。核保有容認発言にしても同じだが、いかにも脊髄反射で動いている感じ。短絡右翼的無党派に対して媚びを売っただけではないかとさえ疑う。

自分の考えを何でもかんでも口に出しすぎだ。外務大臣は譲歩の姿勢を示しつつ、また官房長官は強行に元来の姿勢を貫き通すと宣う。ハッキリ言えば、ロシア人でなくても、日本政府の統一された見解が見えてこない。交渉の場において、譲歩したり、強行に出たり、また今までにないこのような新しい提案をすれば、問題解決へ光明が差すかも知れない。しかし、ただでさえ高度な交渉が出来ないアフォ日本人ばかりの政府と、強権プーチンのロシア政府との交渉が、ますます複雑になってしまっただけなのだ。さらに困難を極めた状況を、日本のアフォ役人に打開できると思うだろうか。

昔麻生太郎は、「三島返還で北方領土問題が決着する」とロシアメディアに報じられたこともある。相手は元々それらを支配下に置いているわけだから、元々交渉すらしなくてもいいのだ。こういう曖昧な態度を盾に、「こんな日本に交渉のテーブルを設けることすら不愉快だわ」と交渉の機会すら出来なければどうするつもりなのだろうか。

現実問題として、六カ国協議ですら日本は蚊帳の外。今の日本政府や自民党が権力を牛耳っている状態では、拉致問題解決されることなど論外と思っていいだろう。被害者家族も思考が膠着してしまい、ただ制裁や圧力さえ掛ければ、北朝鮮は譲歩してくると思い込んでいる。日本政府に半ばマインドコントロールされてしまっている状況を見ると、不憫で仕方がない。

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そもそも、この案が実現可能だったとしても、日本有史以来、初めて日本の内地に「国境線」が生まれるのだ。ことは単純ではない。北方領土返還(領土問題解決)という理由だけで、択捉島に果たして本当に国境を作ってしまっていいのだろうか。今の強権的なロシアを見ていると、国益と繋がると思えば、平気で他国を侵略してくる国である。合法的に、日本の内地にロシア共和国を取り入れる、いや合法的に併合されるに等しいのである。

また、その25%には日本人の国境警備隊が住むことにはなる。もし住まなければ、ロシア人の日本領土側の択捉島に侵入できることだって可能になる。仮にそこで衝突が起きれば、日露政府間の問題にも発生するし、密入国や密輸入の温床島に成りはしないだろうか。これでは新たな火種が生まれてしまい、ますます問題が長期化してしまう。最早、三島返還処ではなくなるのだ。この案なら、まだシンプルな三島返還論の方が遙かにマシである。


大事なのは北方領土周辺海域の海洋資源であり、日本国の漁民の生活なのだ。産経新聞は、今年8月のロシア国境警備艇に射殺された漁民に対して、「お前らが出てくると、領土問題解決が先延ばしにされるから、際どい海域まで漁をするな」と宣っていたが、それは大間違いである。本来、面積や島の数に拘るべきではないのだ。日本政府は拉致問題と同じく放置し続けた結果、日露間での約束云々は最早、建前化している。国家の主権云々と宣う馬鹿がいるが、ここまで放置され続ければ、一島でも返還されない方が、国家のメンツを潰されていることに等しいであろう。そもそもここまで放置し続けておきながら、何もしてこない政府や自民党に、その国家の主権を偉そうに語れる権利はあるのかね。


翌々日の産経新聞は社説でこの発言を批判をしていたが、小泉なき今自民党で唯一と言ってもいい無党派(とは言っても、一部ヲタのみ)を引き入れることができたかも知れない存在を批判して、どうするつもりなのだろうか。

産経新聞が求めている保守は、結局は小泉的革新自民党ではなかったということかでは小泉を容認していたこともあったが、それは単なる世論に媚びていただけなのか…はてさて。またこんな産経新聞に支持される自民党は、ますます旧態依然とした古い体質に戻っているなぁと痛感した。

でも麻生太郎は、やはり無能というのもこれまた真実であろう。小泉内閣時から、外務大臣を務めていたが、具体的に何か成果を残せたか、その兆候でもいいから残せたかと思い返したら…。麻生は人格的に決して嫌いな方ではないが、いかにも世間知らずのボンボン出。防衛庁の久間の「日本政府はイラク戦争を支持してない」という発言然り、何故自民党出身の閣僚は外交や安保を混乱させるのだろう。思想以前に政治家としての資質がない。自分の言いたいことだけを言えばいいのであれば、2ちゃんねるでもやっていればいいのだ( ;´・ω・`)人(´・ω・`; ) オレラミタク

そういえば、「中国脅威論」を必死に唱えている民主党の前原も安部晋三も然り、どうしてボンボンにはこんなにも馬鹿が多いのだろうとふと思った。北方四島はほとんど日本に接している。これほどまで諸外国と、目と鼻の先の地域は他にないであろう。その領土がロシアに占領された状態が、何十年以上も続いている。それにも関わらず、何故殊更中国ばかりを取り上げるのだろうか疑問で仕方がない。日本の周辺諸国には中国しかいないとでも言うのだろうか。

中国の軍事費は驚異的に伸びているとは言うが、ロシアの軍事費はアメリカに次ぐ軍事費だった訳で、それは今も続いている。だったら、何故ロシア脅威論をこいつらは唱えていなかったのだろうか。結局、「中国脅威論」などアフォの保守論客や為政者の人気取りのレトリックに過ぎないのだろう。別に理論的に中国は脅威になると注意喚起を促してくれるのはいいが、それに対応するのは為政者。

でも結局、引っ越しババアのように、ただ叫んでるだけ。だから、元々説得力も糞もなかった。どちらが近々に迫った問題であったかは明白だ。いかに、中国問題を自民党は政治的に利用していたか、東シナ海の油田にしろ、全く問題解決しようと足を踏み出さなかったか、その理由が手に取るように分かる。

ロシアの場合、日本政府が問題解決能力がなかったという事実に基づいた悪印象を国民に与えてしまうからだ。中国の場合、問題が顕然化していなかった分、日本政府は問題を放置し続けた事実に基づいた悪印象は与えない。むしろ積極的に日本政府や自民党は問題解決に勤しんでいる好印象を、国民に少しは与えた。ただここ数年を見ただけでも、日本政府や自民党は外交問題においても、無能だったということが国民の間でも周知の事実と化しつつある。だから、最近は大人しくなっているのであろう。まあ、どう転んでも日本政府は無能の集まりと評せざるを得ないことが悲しいではないか。

そういえば中国とまともに交渉しただけで、「媚中」という低品質なレッテルを貼っている馬鹿が2chでも散見されたが、そういう論法が通じるのであれば、おまえらが一番好きな麻生太郎こそが、「媚露」ではないのか。橋本龍太郎が亡くなったときは、中国へ渡ったことだけを理由に相当叩かれていたが、「媚中」という言葉をこぞって使用したがる人間は、恐ろしいぐらいに知能が低い現れなんだろう…。


まあ麻生太郎は、さっさと政治家を辞めて、最近倒産した「代々木アニメーション学院」の代わりに、アニヲタのために己のその豊富な金融資産を擲(なげう)って、「ASOアニメーション学院」でも設立してやったらいいのだ。そうすればリアル神として、後世まで語り継がれるであろう。政治家としては二世議員ということでしか名前を残せなくても、ヲタ世界では未来永劫「AHO」という名前が刻まれるであろう。
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